宝塚・年末年始の事件
皆様あれまして(素で打ち間違い)
あけましておめでとうございます
このブログもどのように続けていくか、いまだ迷い中ですが
今年も探り探り書いてみたいと思います。
よろしくお願いいたします🐰
さて年末年始、ヅカファンはさまざまなニュースに振り回されてしまいました。
1.2023年月組ラインアップ追加
●主演・・・月城 かなと、海乃 美月
ミュージカル
『フリューゲル -君がくれた翼-』
作・演出/齋藤 吉正
東京詞華集(トウキョウアンソロジー)
『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』
作・演出/栗田 優香
…これに関しては「なるほど、うみちゃんは確実にここまでいるのだな」
ってことと
「また戦争ものですか…また悲恋? ってハートウォーミングなミュージカル!???」
と謎に思っております。
2.マイティ、専科へ組替え!
…これはちょっとショックですねえ。
まず専科のミト(梨花ますみ)さんは、黒木瞳・真矢みきなどと同期の67期。
だいもん時代の雪組組長の際も、ときどきお疲れが見えていたので、専科でここぞというときだけご出演…(2022年全ツのように)というのがいいのかな、と思っていました。
光月るうさん、千海華蘭さんたちの退団も発表され、れーこさん(月城かなと)時代をしっかり支えるという人事だとは思うのですが。
そして。水美舞斗(マイティ)の専科組替えは、ショックすぎて。
もちろん、そういう噂があるのは、ずいぶん前から存じていました。
でもなあ、「れい・まい&まどか」があまりにもドンズバだったので、まだまだもう少し長いこと見ていたかったなあ。
ヤン・みき・みはる(安寿ミラ・真矢みき・森奈みはる)のような雰囲気がしていたのですよ。
少女漫画の主人公みたいで、歴史的大作だけじゃなくて、学校のアイドルもできて、男(役)同士の雰囲気・空気感が合っていて(決して仲良しこよしだけではない)、宝塚の時代の流れを変えそうな、ヤン・みき・みはるっぽさが、れい・まい・まどかにあると思うのです…。
『鴛鴦』でれいちゃんも退団して、ひとこちゃんトップになるのであろう…というウワサが席巻していますが…
もう1本くらい、キャラそれぞれが合っていて、ハマる作品を代表作となる作品をれいまいひとこ&まどか布陣でやってほしかった。
特に↓のような、少女漫画原作作品をやってほしかったなあ…。
しかし、現時点では、マイティの専科組替えが発表されただけですので、今後のことはまだわかりません。
願わくば、柚香光・星風まどかコンビで、今後の宝塚の歴史に残るような『はいからさんが通る』を超える作品をお願いしたいです(『うたかたの恋』は既に名作なので)。
歌が苦手と評価されるれいちゃんですが、そのスター性、オーラ・華は類まれなるものだと思います。正直、このオーラはテレビ・雑誌サイズだと発揮できないことが多々あり、宝塚の舞台でこそ輝けることがあるので。
その、れいちゃんの隣で、かき消されずに輝ける、マイティ、まどかちゃんも、相当のスターだと私は思うのです。
3.元演出家・原田氏の醜聞
宝塚に限らず、私は常々、こういったスキャンダル雑誌(名前を出して、売上につながるのがイヤなので書きません)について思うところがあります。
意見の相違は勿論あると思いますので、このような個人的な意見もあるということをご理解くださいませ。
まず、セクハラ・パワハラは、いかなる会社・団体・関係でも許されることではありません。それは大前提です。
原田氏擁護の気持ちは1ミリもありません。チームでものづくりに関わる人として、最低の人間だと思います。
が、この件に限らず、私はこういったスキャンダル雑誌のやり方が好きではありません。
地道な努力を重ねて、一定の地位に上りつめた人を、ある一人のリークから、完膚なきまでに叩きのめし、二度と立ち上がれない・立ち直れないほどに、一方的に社会的に抹殺までしてしまう。
これはもう、ペンの暴力です。
「ペンは剣よりも強し」といいますが、それは剣を持たない一般大衆を不利益から救うために使うペンであって、特定の芸能人や団体を窮地に陥れるためのものではないと思っています。
一応「関係者」という形で、見えない誰かの話が「ウラ」として載っていますが、その信憑性は100%では決してありません。
「リークする側が完全に正義」「リークされた側が絶対悪」ではないことは考えておいた方が良いと思います。
この雑誌は、以前から何度か宝塚を取り上げ、ターゲットを叩きのめしていますが…
正直、特定の誰かではなく、OGも含め、宝塚歌劇団自体のイメージダウンを狙っているのでしょう。
なぜか?
それは宝塚が巨大マーケットであることに気づいたからですね。
そして、宝塚ファンが小さな記事でも大きな記事でも、購入して一喜一憂するから。
「宝塚の記事を書けば売れる」ということに気づいてしまったし、それをまたリークしてしまう誰かがいるということなんですよね。
宝塚に限らず、槍玉に挙げられている芸能人は、もちろん「記事を書けば売れる」から書かれているわけです。
で、リークした人は見返りをもらう。
そしてなぜか、人は「この雑誌に書かれていることは100%真実だ、書かれている人は悪だ」と思ってしまうのですよね。
重ねて言いますが、今回の原田氏については、全く擁護の気持ちはありません。
今回は歌劇団から異例の発表もありましたし、原田氏のした悪事はほぼ真実だとみると、最低としかいいようがありません。
被害者は勿論、
雑誌に実名を挙げられている生徒やOG、これによってネット上で名前を挙げられた生徒やOGのことを考えると、胸が痛いです。
事件が明るみに出たことで、彼は退職となり、今後、彼の仕事はほぼないとみてよいでしょう(ファンすべてを敵に回していますので)。
そして今後、劇団内でのセクハラ、パワハラの対応は確実に変わってくるでしょう。
それは良きことなのですが。
この件だけでなく、今まで何度もスキャンダル雑誌にリークし、歌劇団をイメージダウンさせるやり方までもが良いとは、私には思えないのです。
そしてファンが抱いてきた夢を一網打尽にすべく、次々と夢を打ち砕く、スキャンダル雑誌のやり方も。
歌劇団の隅から隅まで、すべてが「清く正しく美しく」でないことは、ほとんどのファンがわかっていること。
だけれど、夢を打ち砕く鉄槌は、リークする一個人とスキャンダル雑誌の一存で振り下ろされてよいものか、と思うのです。
4.コロナによる公演中止
年末は、上記のスキャンダルで気分が悪くなってしまいまして、
年始は明るく楽しくいきたいなと思っていた矢先、やはり出てしまいました…。
<公演中止(1月6日~1月10日)>宙組 宝塚バウホール公演『夢現の先に』
<公演中止(1月4日~1月13日)>星組 東京宝塚劇場公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』
正直、私は上記期間内のチケットを持っていまして…
楽しみにしていたので、残念でしかたありません😢
でも、前にもチラッと書きましたが、
コロナによる中止は、もう誰が悪いわけでもなく、歌劇団を責める気持ちも全くありません…。
今まで宝塚は、超大型台風でも、阪急が止まらない限り(正しくは、被害が甚大だと予測されていない限り)、休演しませんでしたし、トップスターですら何事もなかったように代役を立てて、即時公演をしていました。
しかし、今後の治療法、後遺症がまだはっきりされていない感染症であり、「一人が休めばそれで済む」タイプの疾患ではないため、全体中止となるのは、しかたないと思うのです。
他の芸能人のように、名前を公表することなく、公演全体を中止するのは、生徒、ひいては歌劇団全体の将来を思いやってのことかと考えます。
だから…
本当にもう「みんな元気でいて!!」としかいえません。
今、公演中の花組、直後に公演を控えている宙組、今後の月組・雪組も、
元気を心から祈っています!