Rêve TAKARAZUKA REVUE 宝塚ブログ・タカラヅカの夢 

初演ベルばら以来のファンが公演感想、OG、その他、宝塚を語ります!

宙組『MAKAZE IZM』初日 プリンセスモンスターとマカゼにまかせろ!/花組中止😢 追記あり

1/9から始まりました、

真風涼帆リサイタル

『MAKAZE IZM』
構成・演出/石田 昌也

東京国際フォーラム ホールC (東京都)
2023年1月9日(月)〜1月19日(木)

 

初日に行ってまいりました。

→その後2回観まして、順番など入れ替え、追記しました。

 

花組大劇場中止

その前にまたショッキングなお知らせが…

<公演中止(1月10日)>花組 宝塚大劇場公演『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT -華麗なる香水-』

なお、1月12日(木)以降の公演実施につきましては、1月10日(火)中に、あらためてご案内いたします。

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20230110_1.html

 

ああ…😢

星組東宝宙組バウに引き続き、花組ムラも中止に…。

前も書きましたが、本当に誰のせいでもなく、しかたないこと…。

それでもやっぱり、遠征中のファン友や、すべてのファンの方、

なにより、スタッフさん、ジェンヌさんのことを思うと心が痛みます…。

どうか、皆さんよくなりますよう…、

万全の再開ができますよう、祈っています。

 

追記:1/17まで中止の予定です。その後すぐに再開できますよう…

また新人公演も延期などの措置で開催できますように…!

 

MAKAZE  IZM初日は…

 

本当に当日始まるまでドキドキだった『MAKAZE  IZM』。

一言で言って「おもしろすぎた、よすぎた」

…オワリか!!

 

二言めはちゃんと…。

真風涼帆・ゆりかさんのヒストリーを、

組長すっしー(寿つかさ)さん、副組長で同期のまっぷー(松風輝)さん、

三番手ずん(桜木みなと)ちゃん、四番手もえこ(瑠風輝)ちゃんはじめ、

みんなで紡いでいく…という感じ。

そう、壮大なサヨナラショーです…。

 

そして、我々ファンと同じくらいの真風愛を

愛すべきモンスターちゃん(潤花ちゃんのNEW愛称(笑))が炸裂させております!

 

ヒストリーでは、懐かしく涙し、モンスターで笑う(笑)

まさに泣いたり笑ったり、休憩なしノンストップの忙しいショーです。

 

なお、グッズ的には、下記の通り。

Tシャツ…半分くらいの人が着用? ちなみに真冬でも会場内では1枚で大丈夫でした(熱気ムンムン)

ンライト…『FLY WITH ME』のときと違って、勝手に自分で判断してつけたり消したりでよいそうですが、「持ってたらよかった!!」という箇所あり。7割くらいの人が持っているように見受けられました。

ずんちゃんいわく「つけていただいたら、キレイで、助かります…助かる??」とのこと。

マフラータオル…『FWM』では、振る場面が指定されていましたが、今回はほぼ使いません。シカシ私は、何度かホロリと涙したので、そんな時は助かります

エコバッグ…公演バッグと違い、かなりの大きさ。私は会場内ではコートをたたんで入れておりました。パンフ、タオル、ペンラ、Tシャツ、ペットボトル、オペラグラス、マフラー、コートが入りました!

 

それでは内容、下記よりネタバレあり注意です。

あと、今手元にパンフがなく、順番が違っているかもです。

(まだ一回しか見てないのでスミマセン)

 

プロローグ~ダンディーコーナー

幕開きは、「アクトショー」(スペクトラム)、新曲の主題歌「MAKAZE IZM」だったと思います。

真風涼帆・ゆりかさんはじめ、メイクがポスターと同じく、ピンクっぽくてキラキラ✨。(メイクはCHIHARU(元・矢吹翔)さん)

キメ台詞は「マカゼにまかせろ!」

(さすがダジャレ好きダーイシ先生)

 

プロローグからしばらく「ダンディー」コーナーが続きます。

ずんちゃんメインの『カルト・ワイン』の歌があり、

私の大好きな『ダンディズム!』から「ダンディズムとは?」

「♪ダンディーそれは…」の歌もあったりして。

 

シトラスの風』から「Mr Bojangles」。

往年のダンサー、ボージャングル(すっしーさん)を歌うゆりかさん。

この場面、当時のお茶会で、すっしーさん大好きなゆりかさんが「すごく好きなシーン」とおっしゃっていたのを思い出します。

本公演では、ここ、愛月ひかるさん、澄輝さやとさん、蒼羽りくさん、和希そらさんたちもいて…

メンバーが変わっていったことに、寂しい気分にもなりました。

そんななか、すっしーさんももしかして、組替えとか何かあるのでは…と、寂しい予感もしたりして。(予感なだけです)

 

そして、

オーシャンズ11より「JACK POT」、

ロミオとジュリエットより「今日こそその日」(ティボルトですね)

『愛するには短すぎる』(ずんちゃんと二人で)

と、星組時代や宙組トップ時代の"ダンティー"な歌が歌いつがれ

『アクアヴィーテ!!』からプロローグ再現風に盛り上がります。

 

このあと、客席手拍子参加で、ずんちゃんメインで『NICE GUY!』

 

風と共に去りぬ…風共コーナー

上記『NICE GUY!』のあと

風と共に去りぬの音楽が…。

潤花ちゃんが、おなじみのスカーレットの衣装(白×緑)で「明日になれば」。

ゆりかさんがちゃんとヒゲつけて、バトラーの衣装で

「サヨナラは夕映えの中で」

 

わーーーーん😢😢

今のところラストになっている2019年のタカスペで、バトラーをやって以来、

ゆりかさんで『風共』観たいなあと思ってたのです。

(その時は「大きなスカーレット」<キキちゃんbyゆりかさん>でしたが(笑))

 

石田先生が他の先生に「真風で何を観たいか」とアンケートをとったところ、1位がバトラーだったそうです。

(ダーイシ先生、いい仕事してくれる)

 

『風共』自体は、昔ながらの作品ですし、賛否両論ありますが

私は、安奈淳さんが退めた作品でもあり、麻実れいさんの超絶ステキなバトラーで、再度沼にハマったこともあり、また真矢みきさんのバトラーも切なくて、

やっぱりこの作品は、胸に迫るものがあり…。

最後の最後に、ゆりかさんバトラーが観れてよかった!

潤花ちゃんのスカーレットも似合っていて、歌も頑張っていました!(知識的にはそんなにないそうです(笑))

 

『風共』といえばこのフィナーレ、

若手男役の「セントルイス・ブルース」(ずんちゃんセンター)

デュエットダンス「ナイト・アンド・デイ」(もちろん緑のスパン)

もあり、バトラー待望派には涙ナミダでした。

 

ジャパネスクコーナー

 

『白鷺の城』「夢か現か」の曲に乗せ、もえこちゃん登場からの

長めハッピのジャパネスクコーナー。

ちなみにハッピの背中側には、星☆、宙🌌、雪❄のアイコンが。

 

ゆりかさん出身の熊本の民謡「田原坂」を男役で男っぽく。

ゆりかさんと男役連で「人生を語らず」(吉田拓郎)

「人生を語らず」は、石田先生はジャスト世代だと思いますが、

堂本剛さんがカバーしたり、奇しくも拓郎さんが昨年表舞台からの引退を表明したり…

意外ではありますが、今のゆりかさんにぴったりの選曲なんじゃないかという歌詞です。

 

そして次は

出たーーっ、娘役でドッコイショ「ソーラン節」(潤花ちゃん出身の北海道民謡)。

ここは、やはり、宙組水産高校と化して、ゆりかさんの「ドッコイショ」も観たかったなー!

 

みんなでグルグル扮装…海人イレブンコーナー

このコーナーの幕開きは、ポスターと同じ衣装で、ゆりかさんソロ

ハネウマライダー」(ポルノグラフィティ だけど『VIVA! FESTA!』<in HAKATAも>からですね)。

この衣装、真冬なのに夏っぽくて、先行ポスターでは「?」だったのですが、

南のリゾートに来ていた設定だったのですね。

そして次回作カジノ・ロワイヤルできっと着るであろう、タキシードや燕尾、ネクタイ・スーツではないもの…ということで、リゾート風ジャケットになったそうです。

 

リゾートに休暇にやってきた「ミスターS」(ゆりかさん)。

女の子を侍らせ、

「モンローウォーク」(南佳孝)。

個人的に「PARADISO」とか「スローなブギにしてくれ」とか、この「モンローウォーク」とか、南佳孝さんのメロディー、好きです! 

宝塚の男役に合ってると思います。

 

さて、ミスターS、「カンパニー」からの電話で呼び戻されそうになりますが、

「あそこはひどいところだ。こないだはノーヘルでバイクに乗って免停くらったよ(ハイロー)」とヒナンゴーゴー。

が、「Journey to the past (過去への旅)」が始まり…。

シーン名は、オーシャンズならぬ海人イレブン笑

 

下級生たちが、ゆりかさんの過去の主演作を扮装して歌い、途中からは一緒に歌います。

桜木みなと天は赤い河のほとり
真名瀬みら『ランスロット
雪輝れんや『日のあたる方へ』
若翔りつ『ヴァンパイア・サクセション』
湖風珀『異人たちのルネサンス
秋音光『黒い瞳
優希しおん『アナスタシア』
紫藤りゅう『Never Say Good Bye』

そして、潤花ちゃん男装のシャーロック・ホームズ

からの

「Journey to the past 」(『アナスタシア』)…。

どれも、当時の舞台がよみがえってきて、うるうる😢

特に『天河』と『アナスタシア』は個人的に大好きだったので…。

(結構全部好きなのですが)

 

そして「ミスター」は、次なる任務(スパイ!!)に向け、カンパニーに戻ることになりました。

 

で、娘役連で「明日も」(SHISHAMO)

 

トークコーナー

宙組ファンの方々は、もうTwitterなどで速報を観ていらっしゃるでしょうし、

2日目のもすごかった…とすでに読んでいますが…

トークコーナー

潤花モンスター、大暴走&大爆笑

でした(笑)。

 

もともと、すっしー、まっぷー、ずんちゃんが、ペンライトを使って、アンケートをしようとしたところ…(FWMでもやってました)

 

桜木「ではここで、アンケートを…」

潤「あのっ、私っ、サプライズで、ペンライトでハート❤を作りたくて!!」

桜木・寿・松風「へっ!?」

桜木「いや、でも、これ、ゆりかさんに聞こえてるよ…?」

潤「ダイジョウブです! 絶対聞かないでくださいって昨日言っておきました !

  (客席に)…じゃあ!私がハートをなぞるので、私に指されたなって思う人は赤で!     そのほかの人は黄色がかわいくないですか!」

(ものすごい適当な指示に客席困惑)

 

驚きながらも、「3階の奥は黄色で!」「何列目の人は赤で!」「そこのあなたは黄色です」とテキパキと色分けをする、すしまぷずん。

(さすが!と思いつつ、即座に反応する規律正しい客席の我ら)

 

潤「あーーー、できてる! 早く早く!!

  でっ、すっしーさんは「アイラブユー」のアイ、まっぷーさんはユー…私とずんさんが…」

(またも上級生に適当な指示)

 

寿「もう少し時間があるようなので、ずんちゃん…」

潤「なら私、ハート精査したいです!!」

(客席爆笑)

 

そこへ

真風「もうだめだーー、笑い死ぬ~(笑) 苦しい~(笑)(笑)(笑)」

潤「あっ、ゆりかさん、まだ見ちゃダメです!」

(後ろを向かされ、客席におしりを向けるトップスター)

 

…無事、ゆりかさんは❤を見ることができ

潤花ちゃんは「モンスター」と命名されていることが発表されました笑

潤花ちゃんのプリティーモンスターぶりに、もう微笑しかありません!😊

 

そして、大笑いのトークのあとは

ゆりかさんソロ「Lemon」(米津玄師)

(ファンからのリクエスが多かったそう)

潤花ちゃんソロ「君に贈る歌」(シェネル)

ゆりかさんで「まんげつの夜」(ナオト・インティライミ)

 

しっとりと皆で

「Lives In The Theater」(Hotel Svizra House』より)

 

そしてラストの曲は

「希望のいう名の光」(山下達郎)

震災や熊本県地震の話もされるゆりかさん。

その歌詞が、今、このときのゆりかさんに重なります。

 

運命に負けないで

たった一度だけの人生を

何度でも起き上がって

立ち向かえる

力を送ろう

(「希望という名の光」作詞・作曲 山下達郎)

 

ご挨拶

カーテンコールに次ぐカーテンコールのあと、最後のご挨拶では

「今止まってしまっているバウ、星組…もうすぐきっと再開できる…と聞いています!」

花組もがんばっています!」

 

本当に、ゆりかさんのファンでよかったなーと思える

『MAKAZE IZM』初日でした。

ホント、今までのヒストリーがどんどん思い出され、

以前のちょっと頼りないゆりかさんが、今はもう王者の風格さえあるかな、と。

 

願わくば、このまま楽まで完走してください!!

 

…という涙と笑いの初日だったのですが…

花組はいったん休止…

そしてまた、なんだかいやーな気持ちになることも…。

ほんと、公演休止が相次いで、こちとら気持ちがへこんでるっちゅーの。

 

でも、まだまだイズムでぶち上げていきます!

 

追記:

週刊誌の記事については、以前少し書いたのでスルーのつもりだったのですが

『MAKAZE IZM』で真風涼帆さんの言葉を直接聞きましたので

別途ブログで書くつもりでいます。…が、私の中ではもう終わりにしたいので、未定です。